Fender SwingerがFender Japan製で復活!USA製旧Swingerとの違いは?
11月15日、Fender Japanから「Swinger」と「Limited Swinger」が発売されました!
独特なボディ・ヘッドシェイプでFenderらしからぬ形状ですが、
USA製はその生産本数の少なさから、コレクターズアイテムとして高値で取引されておりましたが、今回、Fender Japanから野村義男氏監修の元リニューアルして発売されました!
Fender Swingerとは
Swingerは元々、1965年にFender USA工場にて在庫の資材を寄せ集めて作られたギターです。
当時失敗作であったベースVのボディと、ミュージックマスターの部品を組み合わせて作られたギターであり、製造は全て1969年に行われたそうです。
その希少価値から今やコレクターズアイテムになっているほど、少数しか製造されず、当時は販売に力も入れられていなかったそうで、カタログにさえ載っていなかったみたいです。
別名「Allow」と言われており、特徴的なヘッドのシェイプが槍のように見えることからつけられたそうです。
新しくなって発売された「Swinger」
Fender Japanから復活したSwingerは、浜崎あゆみのバックバンド等で有名なギタリストの「よっちゃん」こと野村義男氏監修のもと、本人所有の1969年製Swingerを分析し、新たな要素も加えられて誕生しました。
旧USA製Swingerとの違いは、ボディーがアルダーではなくバスウッドに、ピックアップはシングルコイルピックアップが2基でセレクター(フロント:両方:リア切替)搭載、スケールは571mmから610mmに、塗装はグロスポリエステル塗装になっています。
Fender Japan製「Swinger」はボディーと塗装等で価格を抑えつつ、ピックアップをリアにも搭載することで、より手に入れやすく、実践向きに進化した1本となってますね。
限定生産の「Limited Swinger」はUSA製Swingerに近い仕様
Limited SwingerもSwinger同様、野村義男氏監修のもと製作されました。
Limited Swingerはアルダーボディ、シングルコイルピックアップ1基、ラッカー塗装仕上げのUSA製Swingerに近い仕様です。
こちらはUSA製のSwingerが欲しかった人向きでしょうか。
どうしても木材の経年変化の違いや、スケールの長さの違い(USA製約570mm:Limited Swinger 約610mm)等もあるので全く同じ音にはならないでしょうが、かなり近い音は出せるのではないでしょうか。
スペック表
具体的にどの辺が違うのかスペック表を作ってみました。
USA製Swinger | Limited Swinger | Swinger | |
ボディ | アルダー | アルダー | バスウッド |
ネック | メイプル | メイプル | メイプル |
指板 | ローズウッド | ローズウッド | ローズウッド |
ピックアップ | フロント1基 | フロント1基 | フロント・リア2基 |
塗装 | ラッカー | ラッカー | グロスポリエステル |
スケール | 約571mm | 約610mm | 約610mm |
価格(税抜) | プレミア価格 | 144,000円 | 10,3500円 |
まとめ
とにかくFenderらしからぬ攻撃的な見た目でめちゃくちゃカッコいいっすねー!
特に旧Swingerが欲しかったけど手に入らなかった人はLimited Swingerは限定販売なので早めに購入しといたほうが良いかと!
個人的にはノーマルのSwingerは使い勝手も良さそうなので気になるところです。。。
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